ペルシャ産(イラン産)のザクロがいい理由
イランはザクロが育つ好環境
ザクロはその発祥がペルシャ(現在のイラン)です。国土の中心には「ザクロス山脈」があり、ザクロの名前の由来といわれています。
砂漠と高原が多いイランは、乾燥した長い秋の気候・昼夜の寒暖差で、昼間は40℃~50℃、夜は涼しく、おいしいザクロの生育条件にぴったりなんです。夏の長さと、冬の厳しい寒さに害虫被害の心配が少ないため農薬を使わずに良質なザクロを育てることができます。
イラン産と日本産ザクロの違い
本場イラン産のザクロは、その大きさと、果汁の多さと、美味しさが特徴ですが、栄養のたくわえ方が日本産とは違うんです。日本でもザクロは育ちますが、温暖で湿気の強い日本と本場イランでは環境が全く違います。
イランの年間降水量は日本のたった3日分(!)。乾燥が好きなザクロにとってはまさにイランは適した土地なんですね。
日本のザクロを食べたことがある方はご存じかもしれませんが、食べる果肉部分が少なく種が多い、というイメージではないでしょうか。
イラン産のザクロの実は、日本産ザクロの約5倍!の果汁が含まれ、手にするとずっしりとした重みがあります。イランの現地の人々は1日2~3個はザクロを食べるくらい日常的な果物なんです。