男性不妊と思ったら始めたい3つのこと

男性不妊とわかるのは後からが多い?

不妊でお悩みのご夫婦を長年カウンセリングしてきた専門店だからわかる皆さんの生の声。

ご夫婦で店頭にみえる約半分の方が精子の数や運動率の数値に悩みを抱えています。

「男性不妊」と一言でいっても、男性に全て原因がある場合と、男性と女性の両方に原因がある場合があります。

男性不妊かどうか、子作りを始めてからしばらくしないとわからない事が多いのは、はじめから夫婦が揃って病院で検査をすることが少ないからです。

まずは女性がホルモン値や卵巣年齢、卵管の通りなど一通りの検査をして、そこで女性に不妊の原因があれば、男性が自ら検査をするのはさらに後のことになります。

不妊検査は夫婦そろってが基本!

はじめから男性も検査していれば、妊娠までのタイムロスは少なくなりますが、進んで精子検査を受ける男性は少ないように感じます。

精子を採取して病院に持っていき、女性スタッフがいる受付に提出するのは、男性にとっては恥ずかしいことですよね。

男性が病院に行けないときは、採取した精子を女性がかわりに持って行くことも可能ですので、男性は勇気を出して検査を受けてほしいと思います。

採精室のあれこれ

精液検査は、自宅で精子を採取して病院に持っていくのがほとんどですが、病院までが遠かったり、精子の鮮度にこだわりを持っている先生だと、病院備え付けの『採精室』で精子をとることになります。

ただでさえ緊張している男性が、よくわからない部屋で射精までするのは相当な精神力が必要です。なかには平気という男性もいるかもしれませんが、ほとんどの男性が次のようなストレスを感じています。

  • 周りの音が気になりそんな気分になれない
  • テレビ的なものがなく、古いアダルト雑誌だけが置いてあり気持ち悪くて使えない
  • DVDの好みが違う!
  • 部屋のにおいが気になる
  • 外で待たれているプレッシャーでなかなか射精までいかない
  • 渡された容器にうまく入れられるかが気になる

男性からは「わかるわかる!」との声が聞こえてきそうですが、女性にはわからないことだらけです。

男性のストレスはわかりますが、夫婦そろって検査を受けることは、赤ちゃんを授かる早道でもあります。

男性は想像以上にデリケート!?

病院で精子を提出する以外にも、自分の精子の数や運動率が数値としてはっきりするのは、女性が想像するよりも不安で怖いことなんです。

女性も自分のホルモンの数値を知るのは不安ですが、どちらかというと女性の場合は、「怖いけどホルモンの数値が知りたい」という方が多いように思います。

その理由は女性の方が不妊治療のバリエーションが多く、ホルモンの数値や卵巣年齢、卵管の状態によっては治療が変わってきますので、早目に検査をすることで回り道をしなくてすむからです。

女性は様々な検査をしますが、男性不妊の診断は精子の数値で決まります。病院での検査の結果、精子の数値が思わしくなかったとき、妻としては何と声をかけてよいか悩みます。

「大丈夫だよ、たまたまかもしれないし」

これはほとんどの女性が言う励ましではないでしょうか。精子の数値はタイミングによってかなりの変動があります。疲れやストレス、睡眠不足も精子の数や運動率に影響します。

男性ホルモンは思った以上にデリケートなんですね。

男性不妊とわかったらすぐに始めたい3つのこと

  • 免疫力を高める(疲れを溜めない)
  • アルギニン、亜鉛を摂る
  • 精巣環境を整える

免疫力を高める(疲れを溜めない)

体が疲れて睡眠不足の状態だと男性ホルモンの分泌も悪くなります。ホルモンは主に睡眠中に出ることがわかっていますので、夜更かしはホルモンの分泌に影響します。

スコットランドにある大学の研究チームが調べた結果、男性機能を維持するために大切な男性ホルモンの「テストステロン」は、免疫力の高い男性ほどその数値が高いことが分かりました。

また、ストレスによって分泌される「コルチゾール」というホルモンが増えてしまうと、免疫力が下がりテストステロンの分泌が弱くなってしまいます。

コルチゾールは、読書や音楽鑑賞、コーヒーを飲むことで68%~55%減らすことができますので、ストレスを感じている方はぜひ試してみてください。

免疫力を上げるといえば、インフルエンザ予防にヨーグルトの乳酸菌が良いと話題になりましたが、免疫細胞の70%が腸で作られますので、腸内環境を整えることで免疫力を高めることができます。

乳酸菌の他に、食物繊維やオリゴ糖も腸をきれいにする働きがあるため、普段の食事から発酵食品や野菜・果物、豆類を中心に取るようにすることで腸内環境を整えることができます。

(加工食品に多く使われている食品添加物は、腸内細菌を減らして腸内の環境が悪化してしまいますので気をつけてください)

残り30%の免疫細胞は精神的な部分に左右されます。「病は気から」と言われるように心が弱ってくると病気になりやすいのは免疫細胞が減ってしまうからなんです。

現代社会で働く男性は、環境や疲労から免疫が低下しやすくなっています。男性機能を高めるためにも、腸内環境を整えてストレスを減すなど心身ともに労わってあげてくださいね。

アルギニンを摂る

亜鉛は、牡蠣や豚レバー、牛肉、鰻などに多く含まれています。亜鉛はミネラルの一つで、良質な精子を作るために必要な栄養素ですので欠かさず摂取するようにしましょう。

亜鉛の含有量(100gあたり)

亜鉛の1日の必要量は15mgといわれています。食品からは牡蠣1~2粒で補うことができます。亜鉛は比較的熱に強い栄養素ですが、調理方法が限られていたりその他の成分(脂肪分など)の摂りすぎや、アルギニンと合わせて毎日の食事から摂取するのはなかなか大変です。そのため、より効率的にアルギニンや亜鉛を吸収できるサプリメントでの摂取がおすすめです。

アルギニンが含まれているマカに亜鉛をプラスした『マカ+亜鉛サプリリ』は、パパになりたい男性に支持されている優秀なサプリメントです。

精子が元気になる環境作り

精子にとってより良い環境とは、睾丸に“ 熱がこもらないようにすること ”温度に敏感な睾丸は、たった1度上がるだけでも男性ホルモンの分泌が弱くなり、精子の数や運動率に影響してしまいます。

妊活中は、睾丸の温度が高くなりやすいサウナや長風呂は控えましょう。また長時間の座りっぱなしなど、下半身に熱がこもる姿勢も気をつけてくださいね。

下着を選ぶときは、男性器が密着しないようボクサータイプで睾丸とセパレートできるタイプがおすすめです。

男性は仕事の疲れやストレスなどで精子の状態が変わることが多く、タイミングを控えた排卵日はもちろん、人工授精や体外受精を予定している周期にベストな状態で臨めるように、日頃から疲れやストレスを溜めないように意識してくださいね。