不妊をこじらせないための病院の選び方

愛知県岡崎市にある店舗では、毎日様々なご相談を伺います。

◆治療中だけど同じ治療の繰り返しで大丈夫なの?

◆病院選びのポイントを知りたい

◆まだ治療はしてないけど、病院以外で誰に相談すればいいのかわからない

などなど、病院についてのご相談も多くいただきます。

なかでも、今の治療に不安がある方や、病院の選び方がわからない方が多くいらっしゃいます。

不妊治療専門の病院を選んだほうがいい理由

病院については先生との信頼関係もあるので、軽々しくアドバイスはできませんが、これから受診を検討されている方には、「不妊治療専門の病院」をお勧めしています。

妊婦さんがいるようなお産中心の病院は、不妊治療に力を入れている先生が少ないからです。妊婦さん同士の会話が聞こえたり、子供が走り回っている病院は、通院のストレスが大きいです。

医学は日々進歩していますので、不妊治療に使う注射一つとっても、新薬が出てきます。不妊治療専門の病院だとそういった情報のキャッチも早く、たくさんの症例から、ホルモンの値や動き、周期を素早く判断することが出来るからです。

また、エコーでの卵胞チェックにしても、診ている数が違うと、もうそろそろ排卵かな?といった見極めや、薬の選択や量まで臨機応変に対応してもらえます。

もちろん、お産中心の病院でも不妊治療に積極的な医師もいると思いますが、そういった話はとても少ないです。

いつも同じ治療しかしない

様々な要因を考えずに、クロミッドと卵胞チェックと排卵させるHCGの治療など、いつも同じ治療を繰り返している場合は要注意です。

クロミッドの副作用を知らずに1年以上も使う医師がいるのも事実です。

タイミングだと高温期に入ってから内膜のチェックすらしない、黄体ホルモンの値も測らない、なかでも、排卵のHCGを打ったあとは、排卵したかのチェックもしないといったところもあります。

ちなみにクロミッドを長期に使った場合の副作用は、ほとんどの方がご存知かと思いますが、「子宮内膜症が薄くなる」ことです。クロミッドを長期に使われている方は医師に確認してくださいね。

不妊治療を効果的に行うには

ここからは私の個人的な意見になりますが、自分の経験と、10年以上多くのお客様と話をするなか、不妊治療を効果的に、無駄なく進めるためにこれだけはチェックしてほしい病院の選び方を紹介します。

1.治療(投薬)前にホルモン値を調べているか

不妊治療に入ると卵子の成長を促す排卵誘発剤を使用することがありますが、血液検査によるエストロゲン、FSH、LH、黄体ホルモンの数値を毎週期ごとに調べるのは基本です。

きちんとした病院に通っている方にとっては「そんなの当たり前」だと思うかもしれませんが、なかには、血液検査を毎週期しない病院もあるんです。

ホルモンの数値によって薬の種類や量が決まりますが、基礎体温表や卵胞チェック程度で安易に薬を決めているとしたら問題ですよね。

必要ないホルモン薬によって、自分の力が衰える原因につながります。

とくに自力で卵胞が育っていたにも関わらず、HMG(卵胞を成長させる注射)をたくさん使い卵巣に刺激を与えすぎた結果、HMGなしでは卵胞が育たなってしまうなど、後々の治療が複雑になることがあります。

元気な卵巣にHMGのような誘発剤で刺激を続けた結果、FSHの数値が高くなることがあります。

FSHは卵胞刺激ホルモンと呼ばれる卵胞を成熟させようとする低温期の大事なホルモンの一つです。

なぜ卵胞を薬で刺激し続けるとFSHが高くなるのでしょう?

HMGの刺激に疲れた卵巣は機能が低下します。卵巣機能が低下すると卵胞が育たなくなるので、卵胞刺激ホルモン(FSH)を多量に分泌しようと頑張ってしまいます。

すると卵巣はますます疲れ、質のいい卵子が育ちにくくなるのです。

5分でわかるFSH(卵胞刺激ホルモン)

周期の中で最低でも2回、低温期と高温期に血液検査で調べるのが一般的です。

と言っても、とりあえず血液検査をやる病院ということもあるので、血液検査をしてもその結果を治療に反映しないと意味がありません。

きちんと担当医が血液検査の結果を説明するかどうかも判断材料になりますね。

2.治療の選択肢の提案や説明があるか

同じ治療を何年も繰り返し、治療の選択肢を提案しない(またはアドバイスしない)説明がない、もしくは「生理がきたら来てくださいね」など、同じ治療が長期間続いていたら、転院を視野にいれてもいいかもしれませんね。

このままでいいの?

この治療は正しい?

本当にこの病院でいいの?

ネットで調べたら今の薬は違うような気がする、、、

ステップアップは自分から聞くべき?

などなど、医師が何も言わずに変わりばえのない治療が続くと、どんどん疑心暗鬼になっていきます。

同じ治療をなぜ続けるのかをきちんと説明して納得していれば別ですが、説明がないままだと不安が大きくなりますよね。

とくに、ステップアップを提案しない、逆に納得する説明がないままステップアップを提案される、血液検査の結果を毎回教えてくれない(検査結果の紙だけ渡される)、など本当にそんな医師が不妊治療をしていいの?と思うこともあります。

今は簡単に治療について調べることができますので、少しでも不安や疑問があればどんどん遠慮なく聞くべきです。

聞ける雰囲気じゃない、、いつもピリピリしてる、なんて古臭い医師に限って検査の結果や治療の説明もおざなりだったりします。

とくに体外受精は医師との信頼関係があってこそ納得して進められます。

せっかく治療を受けているのに、それがストレスになってしまってはホルモンにいいはずないですね。

3.不妊の原因を色々な角度から調べているか

周期の中で適切にホルモン値を調べて、必要な薬だけを補充するのは当たり前ですが、

年齢やAMH(卵巣年齢とも言われる残りの原子卵胞の数)、子宮内膜症や子宮筋腫の有無、卵管の状態、男性不妊の有無、さらには甲状腺ホルモンの検査まで、

あらゆる角度から総合的に判断しながら治療方針を決めているかもポイントです。

お客様との話のなかで多いのが、「とくに不妊の原因は見つからなかった」というものです。

上に書いてあることを全て考えて検査をしましたか?とお伺いすると、「血液検査と卵管造影しかしていません」という驚きの答えか返ってきます(!)

「原因はとくにありませんね」と判断したのに、「とりあえず」薬を使う医師の多いこと!

不妊をこじらせない!

自分がしている治療が本当に適切なのか?と不安になるのは当然です。

何通りもの治療法があることを知らなければ尚更です。

治療前は元気だったホルモン力が、余計な薬によって衰えてしまうなんてことがないように、使っている薬くらいは勉強して、納得した上で治療を受けるためのも病院選びは慎重になってほしいですね。

他にも下記のような様々なお悩み、ご相談がありますが、また次回お話しさせていただきますね。

◆何か体にいいことを始めたいけど自分に何があうかわからない

◆タイミングの夫婦生活がうまくいかない

◆旦那さんが検査をしてくれない(あまり協力的ではない)

◆冷え性がひどい

◆生理周期が長い、短い

◆科学的流産を繰り返す

◆友人や周りからの傷ついた言葉

◆旦那さんの兄妹家族やその子供たちとの付き合い方

◆ご近所さんとの付き合い方

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。