基礎体温表につける記号の意味

女性のバロメーターといわれている基礎体温。生理のお悩みや妊活をスタートして病院に行くと、基礎体温を測るようにと言われたことのある方も多いと思います。

基礎体温表をつけるときに、書き込む手間がないよう、生理期間や性交日などの決まった項目には記号が用意されています。ここでは記号の意味や基礎体温表の書き方について詳しくまとめています。

その前に、そもそも普通の体温と基礎体温にはどんな違いがあるのか、基礎体温からどんなことが分かるのか見ていきましょう。

基礎体温とは?

基礎体温とは「人が生きていく上で最低限必要な体温」のことをいいます。体を動かしていない安静状態での体温となるため、朝目覚めてすぐに測定します。

デリケートな女性の身体は、ちょっとしたストレスや仕事や家事の疲れ、生活環境の変化などで、基礎体温が乱れることがあります。自分でも気がつかない体の変化やリズムを教えてくれるため、基礎体温は女性の体のバロメーターとも呼ばれています。

女性の基礎体温は排卵のサイクルと関係が深く、女性ホルモンの「エストロゲン」と「黄体ホルモン」の分泌によって、低温期と高温期を繰り返しています。基礎体温を測ることで生理の時期や排卵の有無、妊娠のタイミングを知ることができるため、基礎体温を測ることが妊活の基本となっているのです。

基礎体温はだいたい2~3ヶ月ほどの記録があるとよいとされています。慣れるまでは大変だと感じるかもしれませんが、測る時間やタイミング、日常生活の疲れなどの影響でも変化しやすい基礎体温ですので、3ヶ月を目安に付けると、自分のリズムが掴めてきます。

基礎体温からわかること

基礎体温からわかることをいくつかご紹介します。

生理開始日

生理が始まると低温期に入ります。妊娠している場合は高温期が続くため、低温期に入るタイミングが生理開始日の目安になります。妊活中は、高温期から低温期への移行とにらめっこする、という方も多いかもしれませんね。

排卵日の予測

低温期から高温期への移行のタイミングで、ガクッと体温が下がる日が排卵日の目安です。体温が下がらずに高温期に移行する人もいるため、何周期か基礎体温を測定して自分のリズムを知ることで、妊娠に向けてより正確なタイミング日を予測することができます。基礎体温だけでは分かりにくい場合は、低温期の終盤に排卵検査薬を活用するのも良いでしょう。

出血について

生理期間以外に出血があった際、その時期によって出血の原因を予測できます。排卵出血・着床出血・不正出血がおおまかに把握できることから、自分自身の体の不調やリズムを知ることができます。

排卵や月のリズムについて

基礎体温の変化によって、体の不調やバランスの乱れが分かります。リズムが乱れたときは、イライラや疲れを感じることはなかったか、生活環境に変化がなかったかなども合わせみてみましょう。原因が分かれば、スケジュール調整や生活習慣を見直すきっかけにもなります。

生理周期と基礎体温の関係性が分かると、どの期間が乱れていて、どんな取り組みを行っていけばよいのかが見えてきます。一番の対策を知るためにも、まずは基礎体温を知っておくことが大切です。

基礎体温表に書き込む記号について

基礎体温表はグラフだけではなく、「記号」を記入する欄が設けてあります。生理期間や月経痛、性交日など決まった項目については、書き込む必要がないようにそれぞれに記号が用意されています。記号で書いておけば、記入の手間も省けて、次の周期と見比べるときも把握しやすいのがメリットです。

基礎体温表に書き込む一般的な記号は次の通りです。

×・・・月経

△・・・月経痛

▲・・・不正出血

◯・・・性交

┼・・・おりもの

×(月経)

生理期間中に使う記号です。生理期間は4~7日が目安と言われています。生理期間が短かったり経血の量が少ないと、無排卵や月経過少、冷えなどが隠れているかもしれません。基礎体温のグラフがきちんと二層に分かれているかも確認しましょう。

△(月経痛)

生理による痛みがある時に使う記号です。お腹だけでなく、頭痛や腰痛も含まれます。いつ痛みが出やすいのか知っておくと、スケジュール調整や痛み止めを飲むタイミングが分かり、自身のコントロールもしやすくなります。

▲(不正出血)

生理期間中以外に出血があった時に使う記号です。あまり使いたくない記号ですが、病院に受診する場合も、いつの出血かわかると相談しやすいですね。

◯(性交)

夫婦生活やタイミングをとった日に使う記号です。タイミングは排卵日の約2日前がベストと言われていますが、排卵日付近は定期的にタイミングをとるほうが確率は上がります。義務的にならないように、普段から夫婦の時間をもつようにしたいですね。

┼(おりもの)

おりものの様子は、排卵の目安でもある伸びるおりものがでたら書き始めましょう。┼・┼┼・┼┼┼というように、おりものの量によって記号のパターンを変えると分かりやすいです。

まとめ

決まった記号でなく、自分で覚えやすい記号でも大丈夫ですが、病院で見せるときは基本的な記号の方が、先生もわかりやすいかもしれません。記号以外にも、備考欄には検温時間のズレ、睡眠不足、おりものの様子など、気が付いたことはなんでも記入して、基礎体温のグラフと見比べてみてくださいね。

基礎体温をつけるにはアプリも便利ですが、アプリの排卵日はあくまで前周期からの予測値ですので、排卵日を正確に把握したい方は紙タイプの基礎体温表がおすすめです。病院に持参するにも、紙タイプの基礎体温表が好まれます。

基礎体温から自分のリズムや体調の変化を把握して、自身のコントロールに役立ててくださいね。