ペットを飼うと妊娠しやすくなる?

不妊でお悩みのご夫婦が、ペットを飼うと妊娠しやすくなる、というのは有名な話ですが、ペットを飼うと妊娠しやすくなるというのは本当なんでしょうか?それはどんな理由からなんでしょう?

ペットの癒し効果とホルモン

アニマルセラピーなど、ペットとの触れ合いでもたらす様々な効果は、医療や介護の世界ではずいぶん前から注目されています。

例えばドッグセラピーは、癌患者の緩和ケアの一つとしてメンタル面をサポートしたり、介護施設では痴呆症の防止やケアの一つとしてドッグセラピーを取り入れて入るところもあります。アメリカでは、犯罪常習犯が犬を飼うことで犯罪率が減ったというデータもあるんです。

ワンちゃんたちが持つ癒しの力ってすごいですね。

犬や猫などのペットは見ているだけでも可愛いですし、自然に人を笑顔にする力があります。触るとふわふわで気持ちよかったり、温もりを感じる、撫でているだけで心が落ち着くことってありますよね。

これは、ペットと触れ合うことでオキシトシンというホルモンが分泌されているからなんです。

脳から分泌されているオキシトシンは、癒しホルモン、別名、幸せホルモンとも呼ばれています。オキシトシンが分泌されると、ピリピリしていた脳が休まり、精神的に安定し幸せな気持ちを感じます。

オキシトシンは普段はあまり分泌されていませんが、人や動物と触れ合うことで脳が刺激されオキシトシンが分泌されることが分かっています。

「触れ合う」というのがポイントで、皮膚や肌の刺激によってオキシトシンがたくさん分泌されるんです。

好きな人と手をつないだり、ハグをしたときに、気持ちが落ち着いて幸せな気分になることってありますよね。不安がなくなると心が穏やかになり、周りにも優しくなれます。

これはオキシトシンの分泌により、精神を安定させる役割のセロトニンにも良い影響があるからだと言われています。

不妊治療中や妊活中にイライラはつきもの。幸せホルモンのオキシトシンを分泌させるには夫婦の触れ合いが大切。

とはいえ、いつも仲良しでいるのは難しいですよね。

イライラの原因が旦那さんにある場合は、スキンシップが逆にストレスになることも。そういう時に、心が癒されるペットの存在は大きいと言えます。ペットと触れ合うとイライラした気分が収まり、穏やかな気持ちになるのはオキシトシン効果なんですね。

妊活中は夫婦の会話が不妊や治療のことになりやすいですが、ペットがいると話題に困ることはありません。可愛いと思えるものが夫婦で同じだと、新しいコミュニケーションが生まれ、ストレスを緩和してくれます。

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ペットのお世話は母性本能も呼び覚ます

ペットの種類にもよりますが、基本的にペットはお世話が必要です。とくに仔犬や仔猫を飼うとなると、ご飯やトイレなど人間の赤ちゃんと同じくらい、つきっきりでお世話をすることになります。

とくに仔犬の場合は、散歩や躾に加え、トイレトレーニングやブラッシング、予防接種など、落ち着くまではバタバタです。

ペットを飼ったからといって、不妊治療や妊活のことを全く忘れられるということはないですが、ペットのお世話をしたり、触れ合っている時は、落ち込んだ気分が紛れたり、ペットに話しかけることによって、モヤモヤしていた気持ちがなくなることもあります。

女性にとっては、話し相手になってくれるというのが一番の癒し効果なのかもしれませんね。

仔犬や仔猫のお世話は、自分が母親になった気持ちを疑似体験できるとも言えます。ミルクをあげたり、ご飯を作ってあげたり、抱っこして抱きしめる、頭を撫でる行為は、赤ちゃんを育てる時と同じです。

ペットのお世話をすることで母性本能が刺激され、女性に本来備わっている妊娠力を呼び覚ますきっかけになるのでは、と思っています。

まとめ

ペットは癒されるだけじゃなく、お世話する時間で気持ちが紛れたり、母親疑似体験による脳への刺激など、ペットを飼うと妊娠しやすくなる、というのは間違いではなさそうですね。

オキシトシンは肌の触れ合いが大事ですので、手を繋いだりハグしたり、夫婦のスキンシップが一番です。