マヌカハニーのMGO・UMFとは?数値や規格の見方

マヌカハニーには、MGO100+、UMF25+といった規格や数値が書いてありますが、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。

また、値段も様々で何を基準に選べばいいのか悩みますよね。

希少価値の高いマヌカハニーは正規品でないものもあり、どのマヌカハニーでも同じというわけではありません。

安全で高品質なマヌカハニーを購入するために、マヌカハニーの成分量がわかる代表的なMGOとUMFの2つの規格をメインに、失敗しない選び方を分かりやすく紹介します。

マヌカハニーってどんなはちみつ?

マヌカハニー

そもそもマヌカハニーとはどんなはちみつなのでしょうか。

マヌカハニーのマヌカとは植物の名前です。ニュージーランドやオーストラリアの一部沿岸にのみ生息する低木で、日本では見ることはありません。

マヌカの木は湿った土壌で日当たりのよい沿岸地域を好み、無農薬でストレスのない土壌に自生するマヌカだけが特有の成分をもっています。

そのマヌカの花蜜に含まれる成分とミツバチがもつ習性が合わさって、強力な殺菌成分や抗酸化成分が生まれました。

自然の営みの偶然によって作り出されたマヌカハニーは、奇跡のはちみつとも呼ばれています。

ニュージーランドの希少なマヌカの花蜜を採集したミツバチが作る、天然の生はちみつだけがマヌカハニーとして認定されます。

一般的なはちみつに比べて価格が高いのは、ニュージーランドのマヌカ植物そのものが少なく、採蜜できる量が圧倒的に少ないからなんです。

MGOとは?

マヌカハニー

2008年にマヌカハニーに含まれる殺菌や抗菌作用をもたらす成分が「食品メチルグリオキサール」ということが解明されてから、メチルグリオキサールの略語である「MGO」という規格が誕生しました。

MGOマークは、1kgのマヌカハニーに何mgのメチルグリオキサールが含まれているかを示す規格で、例えばMGO550+は、マヌカハニー1kg中に550mg以上のMGOが含まれることを表しています。

MGO規格が優れているのは、殺菌力を示す成分の測定方法が他の規格より精密で誤差が少なく、正確に示されていることです。

MGOには、30+、100+、250+、400+、550+と数値がありますが、一番高い550+は、マヌカハニーの原産国ニュージーランドでは最高レベルの数値とされています。

数値が高いほどメチルグリオキサールの含有量が多く殺菌作用が高くなります。

MGOはニュージーランドでトップクラスのマヌカヘルス社で商標登録した規格で、最も信頼できるブランドマークとして流通されています。

マヌカヘルス社では検査機関と工場を設け一貫した品質管理を行い、どこでいつ採蜜したのか分かるように商品すべてにバッチナンバーがついています。

こういった品質管理への取り組みが、世界中のマヌカファンから指示されている理由なんですね。

日本では(株)cosanaが、マヌカヘルス社の正規代理店として取扱いを許可されています。

UMFとは?

MGOがメジャーになる前に使われていた、最初の規格がUMF規格です。

UMFはユニーク・マヌカ・ファクター(Unique Manuka Factor)の略で、マヌカハニーだけに含まれるメチルグリオ キサールが発見されるまでは、マヌカハニー特有の成分をUMFと呼んでいました。

UMFは抗菌活性力を示していて、消毒薬のフェノールと同じ抗菌作用があることを示しています。

例えばUMF20+は20%の濃度のフェノールと同じ殺菌力があることを意味します。

病室の消毒など医療現場で使われるフェノール濃度が2%ですから、殺菌力の高さは一目瞭然ですね。

UMFは、ニュージーランドのUMFハニー協会が示す厳しい検査基準に合格したマヌカハニーだけに使用できるブランドマークで、商品として出回ったマヌカハニーを抜き打ちチェックするなど、認定後も検査機関によって管理されてるのが特徴です。

UMFの数値は5+、10+、15+、20+、25+があ り、MGOと同じで数値が高いほど殺菌力が高くなります。

MGOと比較すると、UMF10=MGO200、UMF15=MGO500、UMF20=MGO800と換算されますが、UMFは数値に誤差があることが分かっているため、MGOとの比較も正確ではないかもしれません。

最近ではUMFからMGO表記に移行する企業も増えていて、UMFを発見した研究者も新しい検査方法(MGS)を採用しています。

マヌカハニーの数値は、MGO100+以上(UMF10+)が医療グレードと認められていて、医療現場でも役立てられています。

MGOとUMF以外の規格とは?

ミツバチ

マヌカハニーの規格で多いのはMGOとUMFですが、検査機関や測定方法の違いから、Active、TA、NPA などいくつか規格があります。

その他の規格 ActiveとNPA

Activeとは「抗菌活性」を意味します。一般的なはちみつの殺菌成分である過酸化水素を取り除き、マヌカハニーの特有成分であるメチルグリオキサールだけの殺菌力を示した規格です。

UMFと同じ測定方法ですが、UMFとの違いはUMFハニー協会のような機関がなく、認定のないマヌカハニーでも抗菌活性力を独自で測定して表示することができます。

協会に属する費用がかからないため、MGOやUMFに比べて低価格で流通されていますが、ActiveやNPAのマヌカハニーについて調べても情報が少ないため、成分量にこだわる人にとっては少々心配かもしれません。

はちみつの規格 TA

UMFやActiveが抗菌作用(過酸化水素)を除いてマヌカハニーの特有成分だけを数値化しているのに対して、TAでは過酸化水素とマヌカハニー特有成分の抗菌力を総合して数値化しています。

TAは一般的なはちみつでも使われる規格で、オーストラリア産のはちみつ「ジャラハニー」や「マリーハニー」など、マヌカハニー以外のはちみつにも適用されています。

UMFと同じ数値を示していても、ほとんどが過酸化水素で、マヌカの特徴成分はほんのわずかという可能性もあります。

マヌカハニーの特徴成分を含まなくても、同じように殺菌力があるならいいのでは?とい う方は試してみてもいいかもしれませんがマヌカハニーの有効成分を求めている人には向かないかもしれません。

マヌカハニーにいくつか規格があるのは、マヌカハニーの殺菌力を調べる検査機関や測定方法が違うためですが、マヌカハニーの特徴成分を解明しようと熱心に研究されてきた証ともいえます。

まとめ

マヌカハニー

マヌカハニーの成分量の指標となる規格が出来たおかげで、抗菌・殺菌作用成分がどれくらい含まれているか数値で明確に表示され、私たちも選びやすくなりました。

マヌカハニーの規格と数値の特徴を見てみると、求める効果が数値化されているMGOは信頼度が高いといえます。

直接問い合わせのできるメーカー直販サイトや国内販売代理店契約を行っている通販サイト、または店頭でバッチナンバーを確認して購入すると安心ですね。

比較的お手ごろな価格なマヌカハニーは、検査がされていなかったり、マヌカ特有の成分量が低いことも考えられます。

マヌカハニーを選ぶときは、規格や数値も大切ですが、添加物は加えられていないか、他のはちみつがブレンドされていないか、などもあわせてチェックしましょう。

せっかく体にいいものを取り入れるのですから、効果をしっかり実感できるマヌカハニーを選びたいですね。