低温期が長い方の特徴について

低温期が長いと妊娠にどんな影響があるのか?また、改善ポイントなどをご紹介します。低温期が長い状態では、体の中でどんな事が起こっているのでしょう。

一般的な低温期サイクル

人によって基礎体温の低温期や高温期には、長い短いなど多少サイクルの違いがあるものです。

低温期の日数には個人差はありますが、一般的な生理周期である28日を基準にすると、14日程度が理想日数と言えるでしょう。それより1~2日程度、長いときや短いといった差なら、とくに心配ありません。

低温期が長い場合

低温期が長いという方のほとんどは、排卵の遅れによるものでしょう。基礎体温は、排卵時期前後から高温へと移行します。そのため、排卵が遅れると、そのぶん低温期の日数が延びることになります。

低温期の日数が長引いても、ほとんどがその後通常どおりの高温期に入っていきます。高温期は、14日前後あるのが理想ですが、10日以上あれば問題はありません。低温期が多少長い場合でも、高温期の日数がきちんとあればあまり心配はないでしょう。

低温期が短い場合

低温期が短いということは、卵胞を育てる期間が短いということ。

低温期が短くても、ある程度の大きさまで育ってきちんと排卵されることもありますが、まだ育ちきっていない未熟な卵子は、受精、着床へとうまく進めない可能性があります。

低温期にきちんと卵胞が育つ→排卵する→卵胞が黄体化するという順序を辿ってこそ、着床しやすい子宮内膜が育ちます。

低温期がある程度整っていることが大前提なので、低温期はいまいちだけど高温期はバッチリ!という方は少ないかもしれませんね。

一般的に、低温期が12日以下だと低温期が短いと言われています。低温期が12日くらいで高温期と生理が来ていればあまり心配はいりませんが、生理周期が短い、年々生理周期が短くなっていると感じる方は、基礎体温からチェックしてみましょう。

注意が必要な低温期の特徴

月経不順の方などの場合も、低温期が長いという特徴が見られます。
以下のような場合は、単なる排卵の遅れによるものではないかもしれませんので、注意したほうがよいでしょう。

  • 低温期が1ヶ月程度、続くようなサイクルが繰り返される場合…卵巣機能の低下が疑われます。
  • 高温期がなかったり短い、または低温期と高温期の差が小さい場合…無排卵の可能性も。

無排卵月経の場合も、低温期が長いという特徴が見られ、排卵が行われていない可能性があります。

生理があったとしても、低温期が通常の日数よりも長い周期が続いて心配な方は、一度婦人科を受診して、きちんと検査を受けてみると安心です。

低温期が長くなる理由

低温期が長くなる理由には、卵胞や卵子を作る働きを持っている卵巣の働きが低下しているのかもしれません。卵巣の働きが低下する原因には、以下のようなものがあります。

1.冷えなどによる血行不良

冷えて血行不良になると、子宮や卵巣の血流も不足してしまい、卵胞の発育が遅くなります。卵胞の発育が遅いと低温期が長くなり、生理開始日から排卵するまでに時間がかかるのです。

2.夜更かし

夜更かしなども卵巣の働きを低下させる原因になるでしょう。一般に、卵胞や卵子は、夜中に成長するとされています。夜遅くまで起きていると、卵胞や卵子を育てるために必要な血液が、卵巣へ十分に運ばれませんので、卵巣機能の低下が疑われます。

低温期の改善ポイント

  • 夜更かししないで、12時までには就寝を
  • ゆっくりお風呂につかって、股関節、お腹まわりなど、体をしっかり温めましょう
  • 鉄分・タンパク質を中心にバランスの良い食事を心がける(豚・鶏・牛肉の赤身・魚介類・卵・チーズなどがおすすめ)
  • 適度な運動を心がけましょう
  • 漢方薬を服用してみるのもよいでしょう

体が温まると、子宮や卵巣機能の働きが高まり、自律神経も整います。基礎体温で、理想的な二相性をキープするには、血行を良くすることがとても大切なポイントなのです。

それでも低温期が長く続いて心配な方は、治療を受けることも考えてみましょう。

生活習慣を見直して改善できれば、理想的な日数に近づけることもできるでしょう。それにはまず、心と体に優しい生活を送ることが1番大切です。

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