サンビーマーって何?不妊治療に効果ある?

サンビーマーは、厚生労働省に医療機器として認可されている温熱治療器です。

昔から遠赤外線で温める機械は不妊治療に取り入れられていましたが、サンビーマーの効果が日本生殖医学会など不妊治療学会で多く発表されるようになり、不妊治療専門病院や鍼灸院での取り扱いが年々増えています。

サンビーマーはただ温めるだけでなく、気になる卵の質や着床など不妊治療の様々な問題に活用されています。

サンビーマーにはどんな効果があるのでしょうか。また費用や治療時間はどのくらいかかるのでしょうか。

サンビーマーの特徴は?

不妊治療中のほとんどの方が悩んでいる冷え。腹巻きや重ね履き靴下、湯船につかるなど温活はたくさんありますが、サンビーマーは遠赤外線を発して深部を温めて血流を改善させるとう働きが、不妊治療に有効ではないかと注目されています。

これがサンビーマーの機械です。

温熱治療器、遠赤外線照射器という言い方もするのでなんだか大袈裟な機械に思ってしまいますが、ただ寝転んでお腹周りに遠赤外線を当てるという方法なので難しいことはありません。

遠赤外線は健康にいい、温まるというイメージがあると思いますが、赤外線の中でも近赤外線、中赤外線、遠赤外線があり、どの赤外線でもいいわけでありません。

遠赤外線の波長が私たちの体から放出されている波長と重なると、皮下組織で体を構成する分子の運動が活発になります。

この運動によって毛細血管まで拡張されるため、血行やリンパの流れがよくなることで改善することで子宮環境を良くしていくという効果が期待されています。

卵子の成長や、胚はいいのになかなか着床しないという悩みにも病院から勧められています。

ちょっとややこしいメカニズムですが、ただ体の表面を温めるという温活とは違い、血管や汗腺を保護している皮下組織までアプローチしてくれるため、体の内側の細胞を活発にして効率的に温めてくれるというメリットがあります。

細胞が活発化しているため、その場から離れてもしばらく温かさが持続するのも遠赤外線を使ったサンビーマーの特徴です。

胚移植前後にサンビーマーを当てても大丈夫?

サンビ―マーの遠赤外線が治療中の体に影響することはないのでいつ行っても構いません。

定期的にサンビーマーを当てたほうがいいということで回数券がある病院もあります。

採卵前や胚移植前後は慎重になってしまいますが、冷え対策は常に万全にしておきたいですよね 。

サンビ―マーを使う時が胚移植前後だと大丈夫かな?という不安がストレスになって体に良くないということもあるので、きちんと病院で説明を受けて不安のない状態で取り入れましょう。

サンビーマーの使用方法や治療費は?

サンビーマーは1回20分、薄い衣服の上から遠赤外線を当てます。上からの遠赤外線と下にも同じ効果のあるサンマット、足元にも遠赤外線を放射する機器を置いてるところもあります。費用は500円~1000円が相場です。

サンビ―マーの機械は高額ですが、自宅でも遠赤外線効果を取り入れることができるサンマットを妊活に取り入れている方もいます。

妊活雑誌「赤ちゃんが欲しい」でも、人気の妊活グッズとして紹介されています。

敷くタイプや腹巻きのように体に巻くサンマットなど、目的や生活パターンに合わせて選べるようになっています。

まとめ

サンビーマーはその温め効果から、「光の温泉」とも謳われています。病院以外でも整骨院や鍼灸院でも取り扱われているので、近くの治療院に聞いてみるのもひとつです。

岩盤浴でも遠赤外線効果がよく紹介されています。遠赤外線によって出る汗は運動や入浴でかく汗と違い、コレステロールや脂肪酸、乳酸など体の老廃物といわれるものが皮脂腺から出るので、デトックス効果があるのも健康維持にも役立てられている理由です。

サンビーマーにデトックス効果までは求められませんが、定期的にサンビーマーを当てて温める力を引き出すきっかけに活用していきたいですね。