排卵検査薬で正確なタイミングを

赤ちゃんが欲しい!と夫婦生活を繰り返しても、結果が出ないとタイミングが合っているのか、心配になってしまいますよね。卵子の排卵に合わせてタイミングを取るために、排卵日を知ることはとても大切です。

体のリズムを知ることができる基礎体温から、排卵日を判断されている方も多いと思います。

基礎体温をつけていると、低温期から高温期に切り替わる前の、体温がグッと低くなった頃が排卵日と言われますが、基礎体温だけで判断していると前後することもあります。

病院で卵胞の大きさを調べたり、ホルモンの数値を見てもらうと、かなり正確な排卵日を知ることが出来ますが、通院するのは大変ですよね。そこで手軽に調べることができる、排卵検査薬を使われている方が増えています。

排卵の仕組み

女性は生まれた時から、卵巣の中に200万個程の原始卵胞(卵子の入った袋のようなもの)を持っています。原始卵胞は増えることがなく、成長と共に減少していきます。200万個もあった原始卵胞は、初潮の頃に20~30万個となり、その後は毎月約1,000個もの原始卵胞が減少していきます。

自然排卵の場合は、生理が始まると卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌され、卵巣の中で眠っていた原始卵胞の内、20個程が目を覚まして育ち始めます。

20個の原始卵胞の中で大きくなれるのは、主席卵胞と呼ばれる1つだけ。他の原始卵胞は主席卵胞が育つための栄養となり、吸収されてしまいます。

主席卵胞が充分に育つと卵胞ホルモン(E2)が分泌され、卵胞がさらに成長するようにサポートします。

充分に卵胞が育ち成熟すると、卵胞刺激ホルモンの分泌が抑えられて、今度は黄体化ホルモン(LH)が分泌されます。この刺激によって、卵子は卵胞から飛び出して排卵します。

LHサージとは?

LHサージとは、脳の下垂体から排卵の命令として、黄体化ホルモンが大量に分泌されることを言います。LHサージが始まると、黄体化ホルモンは14時間かけて増え、最高値の状態が14時間ほど続いた後、20時間をかけて減少すると言われています。

LHサージが起こってから、およそ1日~1日半程で排卵されますので、いつ起こったのかを把握することで排卵日を知ることができます。

卵子の生存時間

卵子は、排卵してから24時間の命と言われています。新鮮な卵子は、受精の確率もあがりますので、排卵した時に精子が待っている状態が理想です。排卵日を知ることができると、前もって精子を送り込むことが出来ますので、受精する確率が高くなります。

排卵検査薬

排卵検査薬は、尿の中にあるLHの値(IU/L)を測定することで、排卵日を予想することが出来ます。

デジタル表示のものや国産の排卵検査薬は、1本あたり500円以上するものもあり値段が高めですが、排卵日を2日前から予測できたり表示がわかりやすいなど、初めて排卵検査薬を使う方にもおすすめです。

安いものでは、1本あたり100円以下のものもあります。排卵予定の4~5日前から、1日1回は使用しますので、コストが抑えられるのは助かりますね。

排卵検査薬は、商品によって感度が違います

主流なのは25IU/L~40IU/Lですが、10IU/Lから反応が出る感度の高いものもあります。ホルモンの数値が低い方や、感度が30IU/L、40IU/Lの排卵検査薬で反応が出なかった方は、高感度の排卵検査薬を試してみてはいかがでしょうか。

排卵検査薬を使うタイミング

一般的には、次の生理予定日の14日前が排卵日となりますので、それよりも2~3日早い17日くらい前から、測り始めるようにすすめられています。

ただ、生理周期は個人差がありますし、もっと早く排卵する場合もありますので、生理が終わる頃から測り始めると確実です。

LHは普段から体の中に存在していて、LHサージ以外でも排卵検査薬に反応が出ることもありますが、一般的に尿の中のLHの値が20IU /Lを超えると、LHサージが起こったと判断して陽性反応となります。

排卵検査薬にうっすらと陽性反応が出始めたら、1日に2回測るようにすると、より排卵日を予測しやすくなります。陽性になってから陰性反応が出るまで測り続け、基礎体温表などにメモしておくと、自分のリズムがつかみやすくなります。

排卵の兆候

体の変化からも排卵日を予測することができます。いつもより唾液がネバネバしたり、おりものを指で広げた時に7cm以上伸びるほど粘り気がでてきたら、排卵日が近づいてきたサインです。

他にも胸が張ってきたり、むくみや肌荒れもLHが多く分泌されることが原因といわれていますので、普段から自分の体の変化を把握していると排卵日を知る目安になります。

排卵後のおりものについての基礎知識

排卵日の前後は、生理痛とよく似た症状の、排卵痛に悩まされることがあります。

左右どちらかの下腹部や足の付け根が痛くなったり、お腹が張って重く感じることもあります。原因としては、排卵の勢いで卵子が卵胞や卵巣を傷つけたり、卵巣が腫れた状態になることが考えられます。

排卵痛が辛い時は、腹巻きや靴下を使って冷やさないようにしたり、半身浴や生姜、発酵食品などで体を内側から温めるようにすると、痛みを和らげることが出来ます。

排卵痛を予防する食品の、温野菜や魚、アーモンド、プルーン、豆乳などを、日頃から取り入れるのもおすすめです。

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排卵日は、排卵検査薬や基礎体温、体の変化などを総合的に判断することで、正確に知ることができます。正確なタイミングのためにも、排卵検査薬を上手に活用してくださいね。

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